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Dear Jazz master 教えてマスター

みなさんから寄せられた
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親子で活動していた(している)ジャズマンっているの?

dm57bullさん

いらっしゃいませ。

「親子でジャズマン」は、います。たとえば日本の伝統芸能などは親から子にその芸が受け継がれているけれど、ジャズの場合はそれらに比べればはるかに新しい芸術だし、時代とともに形態が変わっていくこともその特徴のひとつですよね。だからたとえ親子であっても、同じスタイルということはむしろ少ないし、そうなると共演も多くはありませんね。もちろん、「影響」の部分はとても大きなものではないかと想像はできますが。

よく知られるところでは、古くはジャッキー・マクリーン(as)とその息子ルネ(ts)。ともにサックス奏者で、70年代には一緒にバンドを組み、共演アルバムも残しているという珍しいケース。エリス・マルサリス(p)とその息子たちであるウィントン(tp)、ブランフォード(ts)、デルフィーヨ(tb)らの関係も有名です。ウィントンら兄弟は父の英才教育でジャズを学んで育ちました。エリスとウィントンは共演アルバムも多数出していて、ニューオリンズのこの一家はまさに「伝統芸能」の世界のよう。ブランフォードは80年代にはスティングのバンドで活動するなどポップスの世界でも活動していましたが、現在はジャズの世界が活動の中心です。戻ってきたのは父親の影響が大きかったからでしょうか。

英才教育といえば、先頃亡くなったオーネット・コールマン(as)は、1966年になんとまだ10歳の息子デナード(ds)を自身のバンドに加えていました。その後デナードはドラマーとして活動を続けました。そのオーネットやキース・ジャレットとの共演でも知られるデューイ・レッドマン(ts)ですが、その息子ジョシュア(ts)の活躍ぶりは説明の必要はないですね。いまでは父親より広く知られているのでは。

今月の新譜で紹介の秋吉敏子とMONDAY満ちるも親子。近年はひんぱんに共演をしているふたりだが、そこに至るまではいろんな紆余曲折があったという。ミュージシャンにとって、「親子」はなかなかむずかしい距離関係なのかもしれまんせんね。ちなみにマーカス・ミラー(b)は、なんとウィントン・ケリー(p)の甥ということですが、これは音楽的には特に関係ないか。

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