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マイルス・デイヴィスの名曲(3)
『ソーラー(Solar)』

これぞハード・バップ名曲
マイルス・デイヴィスは1940年代半ば、アルト・サックス奏者、チャーリー・パーカーのバンドで修行を積みました。そして50年代に独り立ちし、自身のバンドを立ち上げますが、マイルスはパーカーらの「即興演奏が命」とは違う方向を目指します。マイルスはもっとバンドのアンサンブルや、曲の面白さを生かす方向に舵を切り、のちにそれはパーカーらの「ビ・バップ(即興が命のジャズ)」を成熟させた「ハード・バップ」と呼ばれるようになります。

ビ・バップでは、即興こそが重要で曲は二の次という考え方(とはいえメロディの美しい名曲はたくさんあります)だったのですが、ハード・バップは曲の魅力も重要でした。ですから当時のミュージカル・ヒット曲など、いわゆるスタンダード曲を題材に編曲・演奏・録音することが多かったのですが、そんな中、マイルスが書いた数少ないオリジナル曲のひとつが「ソーラー」。1954年録音のハード・バップの名盤として知られる『ウォーキン』で演奏されています。

しかし、マイルスはその後録音を残しませんでした。この時代の演奏曲を、後にレパートリーとしたものもありましたが、つねに前進・変化し続けたマイルスだけに、いくらいい曲でもその時代の自分のスタイルに合わないと思えば演奏しないのは当然かもしれません。でも、これはいい曲。その証拠にビル・エヴァンスをはじめ、リー・コニッツ(アルト・サックス)、マッコイ・タイナー(ピアノ)、パット・メセニー(ギター)、キース・ジャレット(ピアノ)、チック・コリア(ピアノ)までもが取り上げて録音しています。名曲は時代を超えて演奏され続けるということですね。
写真3:マイルス・デイヴィス『ウォーキン』(Prestige)

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