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「ネフェルティティ」その1
『Nefertiti/マイルス・デイヴィス』

ソロがなくてもジャズ?
1960年代半ばのマイルス・デイヴィス・クインテット[マイルス(トランペット)、ウェイン・ショーター(テナー・サックス)、ハービー・ハンコック(ピアノ)、ロン・カーター(ベース)、トニー・ウィリアムス(ドラムス)]はさまざまな試みでジャズを前進させたが、振り返ればバンドの方向性は実に独特のものだった。当時吹き荒れた熱いフリー・ジャズ・ムーヴメントとは距離を置き、相反するようなクールさを全面に押し出していた。かといってそれまでのいわゆるハード・バップに固執することはまったくなく、感覚はきわめてフリーでオープン。その音楽は他にはない「マイルスのジャズ」としか言いようのないものだった。

そんなマイルスのスタイルを代表する1枚が『ネフェルティティ』。中でもウェイン・ショーターの作曲によるタイトル曲は象徴的な1曲。何かが起こりそうなミステリアスなメロディを奏でるトランペットとテナー・サックス。16小節のテーマをくり返すふたりだが、一向にアドリブ・ソロにならない。バックのピアノとドラムスが時たま暴れるが、6分半ぐらいまでは延々とメロディがくり返されるだけ。30秒ほどドラムとベースのソロか?というパートをはさんでまたテーマ。しばらく続いたと思えば、パタリと終わる。不思議な印象を残す演奏だが、これをどう解釈するか。ソロがなくてもジャズ? フリー・ジャズの対極? 何度も聴いて考えるが、残るのは謎ばかり。もちろん延々とくり返されたメロディも耳に残って離れない。1967年録音。
写真1:『Nefertiti/マイルス・デイヴィス』(Sony)

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