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「ココ」その3
『It's About Time/ラリー・モーガン』

きっちり再現しパーカーをリスペクト
ラリー・モーガンは1934年生まれのアルト・サックス奏者。60年代にメイナード・ファーガソン楽団に参加していたことで知られる。ここに紹介する『イッツ・アバウト・タイム』は81年録音のアルバム。内容は「純正」ビ・バップ。アルバムのほとんどがオリジナルだが、パーカーの「ココ」が一番のハイライトを作っている。この演奏はパーカー並みに速い。アルトとギターが部分的にはハモりながらパーカーのソロ・フレイズを再現し、それに続けて各人のソロがたっぷり。いずれもビ・バップの流儀にのっとった素晴らしい演奏だ。パーカーの創り出したビ・バップの伝統にリスペクトし、それを継承していくという意思を感じる。

ついでにもうひとつ。パーカーの「ココ」はスタジオ演奏だけでなくライヴも残されている。中でも『Diz’n Bird at Carnegie Hall』(Roost)の演奏はすごい。この曲は高速演奏をテーマとしていたのであろう、どれも速いがここでの速さは飛びぬけている。ドラムスもベースもたぶんこれが限界。でもパーカーはバリバリと余裕で吹きまくっているのだ。ライヴでこれはすごすぎる。横のガレスピーは掛け声を発して演奏を煽り立てているのも面白い。「ココ」が好きになったら必聴の1枚。
写真3:『It's About Time/ラリー・モーガン』(Palo Alto Records)

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