Jazz Column -Jazzコラム- オススメのアルバムを見つけたい人はこちらへ。 今日にまつわるアルバムやジャズの名曲とその名演アルバムをご紹介します。 会員の方は、ログインしてページをご覧いただくと、1日1回Cafeポイント1CPが貯まります。

Jazz masterpiece Jazz名曲アルバム

ジャズの名曲とその名演アルバムをマスターが紹介。
会員の方は、ログインして一覧ページをご覧いただくと、
1日1回Cafeポイント1CPが貯まります。

曲名検索はこちら

「バード・オブ・パラダイス」その3
『Intuition/ビル・エヴァンス』

「バード・オブ・パラダイス」ではないけど・・・
既製の有名曲のテーマ・メロディをすっ飛ばして、そのコード進行だけ借りてアドリブする(しかも自作曲として別タイトルをつけるという)「バード・オブ~」型の曲は他にもある(ちなみに既製曲のコード進行を借りて、新たな曲を作るのはもっと多い)。マスターが大好きなのが、「アー・ユー・オール・ザ・シングス」。このタイトルからわかるように、ネタもチャーリー・パーカーと同じです。「作曲」と演奏はビル.エヴァンス(ピアノ)。エディ・ゴメス(ベース)とのデュオです。エヴァンスは本家「オール・ザ・シングス~」もたくさんの演奏を残しているから、著作権うんぬんじゃない。想像するに、ここでの演奏はエヴァンスとしてはかなり異色のものになるので、他の「オール・ザ・シングス~」の演奏と並べられたくなく、あえて「バード・オブ~」型にしてみたのに違いない。コード進行は借りつつも原曲の甘めのイメージにはまったく引っ張られることなく、アドリブに全力を注入。イントロなし、いきなり突撃! すごい勢いで弾きまくっている。エヴァンス史上、単位時間あたりの音数がもっとも多いんじゃないかな。ひとつのフレーズ・パタンを執拗にくり返していったり、これが「リリカルな」エヴァンスかよ?って感じです。さらにこれエレピです。しかもエフェクトまでかかって音が左右に揺れまくってます。こんな異例なエヴァンス、知らない人も多いのでは? 最後は例のアウトロで終了。きっとこれがないと終われないんじゃないかという感じのぶっ飛ばしぐあい。テーマがないからこれはきっかけとして必要なのね。となればやっぱりあのイントロとアウトロが「バード・オブ・パラダイス」のテーマ・メロディと言うべきなのかな。1974年録音。
写真3:『Intuition/ビル・エヴァンス』(Fantasy)
ON AIR NOW!
新規会員登録/製品ユーザー登録
美しい響きを、木に求めて ウッドコーンスペシャルサイト

楽器のように暖かく心に響く、ウッドコーンスピーカー。

ウッドコーンオーディオ 新商品 特別試聴会

ウッドコーンオーディオの特別試聴会情報を公開しています。

Marunouchi Showroom

JVCケンウッド丸の内ショールームでは、ビクター・JVC及びケンウッドブランドの新商品体験や各種イベントを通じて、お客様とのコミュニケーションの場を創造していきます。

SHOWROOM Facebook
VICTOR DIRECT VICTOR WEB SHOP

ビクター商品のオフィシャルネット通販サイトです。特別限定品も販売しております。

Web Analytics Made Easy - Statcounter